統治(GOVERN)は、サイバーセキュリティリスクへの対応方針や体制、責任分担を組織として定め、継続的に見直していく機能です。私たちは、経営戦略や業界ガイドラインに沿ったセキュリティポリシー・規定文書の策定、ロードマップ策定、CSIRT構築などを通じて、対策を進めるための土台づくりを支援します。
生成AIを安全に活用するためのAI利用ポリシー・ガバナンスの策定も、統治の一環として支援します。利用範囲・禁止事項・承認フロー・監査の観点を、NIST AI RMF や ISO/IEC 42001 の考え方も参照しながら、業務を止めないルールへ落とし込みます。
セキュリティ対策は「何を目指すか」という目的を明確にしたうえで、現状を把握することが重要です。目標設定から調査、構築、運用まで、各フェーズに応じた支援を行います。
現状調査で実施すること
施策の実行・運用で支援すること
セキュリティ対策を進めるための方針や体制、業務プロセスを整えるためのメニューです。中長期のロードマップ策定やCSIRT構築のほか、運用体制の見直しやIT戦略の検討を伴走支援するメニューをご用意しています。
現状調査の結果をもとに、取り組むべき課題に優先順位を付けてロードマップとして策定します。セキュリティインフラの見直しにあたっては、導入後の運用まで見据えて計画します。
| 対策分野 | 2025年度 | 2026年度 |
|---|---|---|
| 01 認証強化 | 特権認証強化/権限台帳化/AD管理方針・ポリシー決定 | AD等特権アカウントの多要素認証化/管理・監視の共通基盤設計 |
| 02 脆弱性管理の強化 | VPN等の脆弱性管理/共通の脆弱性管理体制整備/脆弱性検査 | 脆弱性検査(定期実施) |
| 03 バックアップデータ保護 | バックアップの特定/共通のバックアップ管理体制整備 | バックアップ検査 |
| 04 セグメント間のアクセス制限 | ネットワーク上の機器の可視化 | セグメント間通信制御の再設計・設定 |
| 05 特権と内部監視の強化 | ログの保全/特権と内部監視、ログ評価 | 権限の承認/監視の強化 |
上表はロードマップのイメージ例です。優先度「高/中/低」と運用事項を区分し、最新の脅威動向を反映して更新します。表が画面幅に収まらない場合は横スクロールできます。
当社自身も CSIRT「Wave SIRT」(正式名称: Future Secure Wave SIRT)を運営し、世界各国のインシデント対応チームが加盟する国際フォーラム FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)に加盟しています(2026年3月)。自社での構築・運用の経験をふまえて、お客様のCSIRTづくりを支援します。
運用コンサルティングサービス
セキュリティ・システム運用の体制と業務プロセスを整理し、運用の課題解決を支援するコンサルティングサービスです。
IT戦略/システム企画サポート
IT戦略の立案やシステム企画の検討を、経営・業務の視点から伴走支援します。
情報セキュリティに関する規程・手順書を整備し、組織として一貫した運用ができる状態を支援するメニューです。
既存の規定文書が実務と乖離し形骸化している場合の改善を支援します。お客様組織の文書体系や文書管理規則に合わせて編集を行います。
情報セキュリティの実装・運用の原則を記述した基本方針及び規程の策定を支援します。手順書は実際の業務を熟知する実施部門での作成が必要となるため、ひな形の提供という形で支援します。
グレー部分はお客様実施の工程です(手順書ひな形の提供・社員教育はサービスとして支援可能です)。
重要業務の特定 → 関連システム/サービスの特定 → 最大許容停止時間(MTPD)の定義 → 関連システム/サービスの最大許容停止時間の定義 → 想定災害/インシデントの特定と想定規模の特定 → 復旧のための体制・設備・環境の定義と整備 → 目標復旧時間(RTO)の定義と復旧手順の整備 → 事業継続のリハーサル計画策定・訓練の実施と評価
訓練の実施とその評価は、毎年実施可能です。